North foot trek guides～少人数、初心者に最適。富士登山、富士山周辺トレッキングのツアー。

お中道（おちゅうどう）は富士山五合目～六合目の高さにある横道で、かつては富士山を一周することができました。江戸時代の富士山信仰隆盛期には山頂に三度登らないとお中道に立ち入ることの許されなかったという神聖な道です。富士山の森林限界に位置し、見上げれば火山灰と火山礫の荒々しい火山としての富士山、見下ろせば青木ケ原樹海や側火山跡、富士五湖や雲海の眺望が楽しめるコースです。富士山の成り立ちや過酷な環境の中で生命を育む動植物の特性や暮らしぶりを学びながら大自然を体感します。

富士山五合目お中道ネイチャートレックの詳細はこちら（PDF）

精進湖口登山道は精進湖からスバルライン五合目へと至る静かな登山道です。山梨県の森林100選である天然カラマツ林やダケカンバ、シャクナゲなどの高山植物、野鳥や動物たちの痕跡など見所の多いトレッキングコースです。ルートは三合目の樹海台駐車場～五合目スバルライン駐車場までの上りルートまたは下りルートを選択できます。上りルートは標高差約700mですのである程度の体力が必要となります。

富士山精進湖口登山道ネイチャートレックの詳細はこちら（PDF）

貞観6年（864年）に、富士山の北西山麓で大規模な噴火活動（貞観大噴火）が発生した。流れ出た膨大な量の溶岩は森林地帯を焼き払った末に、北麓にあった広大な湖・剗の海（せのうみ）に達し、大半を埋没させた。やがて溶岩地帯には、1200年の時を経てツガやヒノキを中心にハリモミ、ヒメコマツ、アカマツなどの針葉樹やミズナラなどの広葉樹の混合林である原始林が形成された。溶岩流の終点にあたる西湖野鳥の森から樹海内を散策し竜宮洞穴へ、再び樹海内を歩き西湖コウモリ穴へ。富士山麓最大級となるコウモリ穴に入洞し樹海の地下を体験します。

青木ケ原樹海散策とコウモリ穴の詳細はこちら（PDF）

かつて冨士講といわれる富士山信仰をする人々が江戸より富士山を目指しました。富士山進行が特に盛んであった江戸を中心に「江戸八百八講」といわれるほどの冨士講も現在では数少ないものとなりましたが、脈々と現代に受け継がれています。富士山参りの際に拠点となった御師（宿）の街並みも今では激減してしまいましたが、世界文化遺産構成資産にも選ばれ、その価値が見直されています。富士講の辿った御師の町並みと富士山の拠点である北口本宮冨士浅間神社へと歴史の道を歩きます。昔の人々が富士山に抱いた思いや人々の暮らしぶりに思いを馳せる歴史ウォークです。

富士山信仰の道、御師と北口本宮富士浅間神社の詳細はこちら（PDF）

富士山の南側中腹に富士山で最大で最新の宝永噴火口が大きく口を開けており、西暦1707年の大噴火を最後に富士山は現在まで300年以上噴火活動を休止しています。標高2400mの富士宮口五合目より六合目まで登り、水平移動、約1時間で宝永第一火口に到達します。噴火口の底から眺めるとダイナミックな富士山を見ることができ、噴火の歴史や火山としての富士山、また過酷な環境でたくましく生きる植物や野鳥の生活も垣間見ることができます。標高差100m程度の整備された登山道は体力の心配な方でも歩きやすいルートです。

富士山五合目・宝永火口ネイチャートレックの詳細はこちら（PDF）

団体・学校向けツアーは富士山と富士山周辺で体験できる団体・学校教育旅行向けのコースです。
ノースフット・トレックガイズでは富士山五合目付近の自然体験、自然豊かな登山道を歩く登山体験、青木ケ原樹海の森と洞窟体験、富士山信仰と浅間神社の歴史体験の4コースをご提供します。
2～3時間程度のショートコースから、一日コースまでスケジュールに合わせて対応することができます。比較的安全なルートを利用するため本格的な装備が必要なく、小中学生でも参加することができます。富士山の成り立ちや火山について、森林限界付近の生態系や動植物の特徴など体験学習としてもお役立ていただけます。